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ニホン語活字が恋しくなったら
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午後2時39分。用事があってダウンタウンの方へ出て来た帰りに、今までずーっと行ってみたかった所、

ハワイ天理文庫

に寄る。
日本領事館のあるヌアウ通りを山に向かって走っていくと、町から急にのどかな景色が現れ、両側に墓地が広がる。その隣にこの図書館はあった。



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こんな広い敷地にあった。



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ココが入り口。



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思っていた以上にニホンの本がずら~っと。本や雑誌など、3万冊以上を所有してるらしい。
子供の本はこちらの一角に。漫画も、アニメのビデオも置いてあった。

$10払って会員登録をすると、5年間は有効。
一度に10冊(ビデオも含む)まで借りれる。

本を借りたら外へ出て、






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走ります~






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走ります~




程よくお疲れになったところで、帰りましょ。(笑)
今回はこちらをレンタル。



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子供の頃に大好きだった「ぐりとぐら」シリーズ。小マンゴーとキウイに読ませてあげたくて来たのだが、すでにレンタル中とのコトで、この一冊しかなかった~。
キウイが大好きな「まる子さん」(っと呼んでいる。笑)のビデオ2本。
ワタシ用に2冊。世界の頂点に立った2人の生き方に興味津々♪


ニホンの本が恋しくなったら、ぜひこちらへおでかけしてみてね♪
読みたい本が見つからなくても、この空間に癒されるでしょう~。



ハワイ天理文庫


2236 Nuuanu Ave
Honolulu, HI 96817-1712

電話538-7671

開館時間  水~日曜日 10am ~ 4pm
休館日   月・火曜日、第3日曜日、本の整理の日やイベント準備のため
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【2009/10/26 13:29】 | 日常 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
気持ち、新たに
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10月14日。シゴトを始めて1年が経った。
あっと言う間の1年。

ド素人のワタシを受け入れて下さったS上司をはじめ、同僚の仲間達から支えてもらいながらココまできた。

実際に現場で働いてみて気付いたコトもたくさんあった。
重い粉や、ミキシングした20キロもするクッキードウを運ばなければならないし、
扱う機械の操作をちゃんと把握しなくてはならないし、と
肉体的にはキツいのだが、とにかく毎日いろんな発見があって、それが楽しくてしょうがなかった。

同僚とのちょっとした会話も、シゴトにいくひとつの楽しみでもある。
お互いの母国語は違うけれども、「笑顔」と「ありがとう」というコトバがあれば仲良くなれるというのも、ココで学んだ。

夜中から働いているフィリピン人のお姉様たちは、ワタシがシゴトに入ると入れ違いで、シゴトを終えて帰って行くのだが、どのお姉様も明るい!
皆ニコニコしている。
シゴトだって、家庭の中だって、決して楽しいコトばかりではないと思うのだが、それを見せずにワタシを笑わせてくれる。

また中国人の彼は、ワタシと同世代の娘がいるというコトで親近感を持って下さり、彼の料理上手な奥様からの中国料理をいろいろとお裾分けしてくれる。
この料理がどれも美味しくて、特に肉まんは絶品♪
キウイまでこの肉まんの虜になってるのだっ。

耳の不自由な彼とは、いつもメモでコミュニケーションをとる。
ある時、ワタシが紙に

cashuw (カシュー)

と書いていたら、それを見ていたこの彼が声を出して笑い出した。
どうやらまたミススペリングをしていたようで、

cashew


っと、正しい綴りを教えてくれた。
今まで彼の声を聞いたコトがなかったので、こんなミスで彼を笑わすコトができたということに嬉しくなってしまった!
もう二度とこの綴りは忘れないであろう...(笑)



またハロウィーンの時期がやってきた。
今月に入り急に忙しくなってきて、次から次へと入ってくる注文がなかなか間に合わない。
焦ってくると、

こんな手間のかかるお菓子、もうイヤ~!

って正直思うコトもある。
が、先日S上司とコーヒーブレイクをさせて頂いた時に、

「手間を省いたパンなんていくらでも出来るんだよ。
 でも時間をかけてちゃんと手間ひまかけたパンは出来上がりが違うんだよ。」

と話してくれた。
このシゴトに情熱と愛情を持っているのが、聞いているこちらにひしひしと伝わって来た。
そんな上司の元でシゴトが出来るというコトがありがたい。
このベーカリーで働かせてもらっているというコトに誇りを感じる。
お客様に喜んで買っていただけるような、そんなクッキーやパンを作っていこうと、また気持ちを新たに切り替えるコトができた。


先日、知り合いのおばあちゃまにワタシが家で焼いたパンをプレゼントしたところ、翌日お礼の電話を頂いた。

「mangoちゃん、美味しいパンをどうもありがとね。
 ワタシの孫がねパンが好きだから、孫の所に持って行ってあげたの。
 そしたら ”美味しい、美味しい”ってぜーんぶ食べちゃったのよ!
 ね?
 だからこれからも真心を込めて作っていけばいいのよ~。
 その気持ちは絶対にヒトに伝わるんだから。」

と、ありがたいコトバを下さった。
彼女のお孫さんは自閉症を患っており、めったに口を聞かない。
そのお孫さんが美味しいと言ってくれたというコトが、どんなに励みとなったコトか!



シゴトの原点はやはりココなんだ。

皆さんに喜んでもらえるように~♪

これを忘れずに、これからも手間と愛情をかけたモノを作っていこう。





そんな中、サンフランシスコ在住のSFOさん&Dさんがハワイへバケーションにやってきた。
貴重な時間の中、一日だけ一緒にディナーへ。
行った所はもちろん「Uncle Bo's」。
張り切ってお連れした割りには、お料理がちょっと前回よりも


雑???

しかも前回来た時よりもヒトが混んでいて、かなり人気がでてるのが見て分かる。
でも、さ。
ナチョス頼んだらチップスが


揚げワンタンの皮

っちゅーのは、どうなんでしょ?(汗)

メキシカン大好きDさんもこの一品にはちょっと戸惑った表情...(笑)

イケメン2人を目の前に照れたキウイはずーっと下を向いていたり、ちょっとグズッてきたりと、ずっとワタシにしがみついていたので画像はなし。
まぁ、それでも久々の再会でいろんな話が出来たので良しとしよう~。
不思議なコトに、今ワタシが欲している情報をSFOさんから聞けたというこのタイミングが、ホントにありがたい。やはり、出会うべくして出会ったのね、ワタシ達♪(おぃ)

なんとSFOさん&Dさんからこんなプレゼントを頂いたわ~!



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コンパクトなデジカメ用三脚♪
三本の足を立たせても良し、柱にくくりつけても良し、枝にぶら下げても良し!

これはかなり重宝しそう♪
おまけにmangoカラーのオレンジを選んでくれたところがニクいね~!
SFOさん&Dさん、どうもありがと!




こういう時間が持てるというのも、シゴト&家庭の息抜きとなっていいものだ。

【2009/10/20 19:44】 | 日常 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
こども目線
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午前11時32分。カンカン照りのアラモアナビーチで、ひと泳ぎしてきた小マンゴーがお腹空いたと言って、スナックを食べ始める。

っと、そのおこぼれをもらおうと、どこからともなくハトが寄って来た。
ハトにもお裾分けしようと、1羽1羽にスナックを投げてあげる小マンゴー。
すると、頭だけが黒い白バトがいきなり寄って来て、今まで仲良く食べていたハト達の間に割り込んできた。そして小マンゴーが投げたスナックが他のハトに取られる度に、その相手に突っつき、羽をかじって攻撃し始めた。
小マンゴーと2人でその様子をしばらく眺めていたのだが、その意地悪ハトのあまりの自分勝手さにシビレを切らしたワタシは、

「この黒いハトは皆と仲良くシェアできないみたいだから、もうスナックをあげなくてもいいよ~!」

と言ってしまった。

っが、それでもこの黒いハトにスナックを投げてあげる小マンゴー。
ワタシの言ったコトが通じてなかったのかなぁと、

「なんでこの意地悪なハトにスナックをあげるの?」

と聞いてみた。
すると、

「うん、でもこのハトが一番お腹が空いてそうだから、あげるの。」

と答えた小マンゴー。


この息子の視点にとても驚いたが、あぁそういう見方もあるんだなぁとそのコトバを何度も頭の中でかみしめてみた。

自分が親という立場上、ついエラそうな言い方をしてしまう悪いクセがあるワタシ。
しかもだんだんと四角い考え方になってきて、そのワタシ流の四角い箱に子供達を無理矢理押し込めようとしていたのかも知れない。
今日のこの小マンゴーの一言でワタシが見えた。

この黒いハトの気持ちを理解した息子って、スゴいわ~!
ホントに純粋にそう思えたので、小マンゴーにそう言うと、

「うん♪」

とちょっと嬉しそうな顔をして見せたのであった。



親は子供にあれこれと教えなきゃいけないっと、つい気張ってしまうところがあるが、実は子供から学ばせてもらうコトって沢山あるんだなぁと感じた。
しかもスレていない子供の目から見たモノって、結構その通りだったりするのだ。


例えば、先日の出来事もそう。

先月9歳になった小マンゴーは、ようやく車の助手席に座るコトが出来た。空手の送り迎えなどにはワタシの横に座り、今までの後部座席だった時とは違った景色を眺めて楽しんでいる。
っと、「スピード制限30」の看板に目がいった息子。
すかさずワタシのスピードメーターをチェック!

「ねぇマァム、スピード30ってなってるよ?」

す、するどい...(汗) 助手席に乗せたのは間違えだったか?
40を出して走っていたワタシは素直に速度を落とした...


ちょっとくらいスピード出してもイイぢゃん?

なんて考えは、子供には通じないのだっ!
やはり親が正しい行動を取るコトによって、子供はそれを見て真似ていく。
口で教えなくとも、きっと親の背中を見て感じていくだろう。




親なんてちーっともエラくないんだなぁと実感。
むしろ子供のお陰で親にならせて頂いている、と思う日々。
9歳であっても、一人のニンゲンとして対等に向き合えるくらい、ワタシも大人にならなければいけない。




こども目線はあなどれない。(笑)





【2009/10/04 19:01】 | 家族 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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