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The best friend
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午後9時23分。子供たちが寝静まり、ようやくワタシの時間がやってきた。この間部屋の片づけをした時に出てきたアルバムにふと目を留める。

その2冊のアルバムはワタシがロンドンに留学に行っていた時に撮った、とても大切な想い出の詰まったモノである。

わずか6ヶ月と言うとても短い期間であったが、ワタシにとって初めての海外一人生活、この6ヶ月の為に何年も前から貯金をして、6年間のOL生活に自らピリオドを打った。言わばこの貴重な時間をお金で買ったのであった。今更後には引けない。
今行かなければ、絶対に後悔するだろう...
そして親を拝み倒してニホンを出たのだった。

今回の目的として、どうしてもやっておきたいコトが2つあった。
1つはもちろん、英語力を身につけるコト。
そしてもう1つは国籍の異なる友人を作るコト。

女姉妹の中で育ったワタシはとにかく、男の人と話をするのが非常~に苦手だった。そして自分が相手にどう移って見えるのか、かなり気になった。
出会う異性の人とはまず「彼氏」の対象として見ていた。相手は全くそういう気はないのに、ワタシ一人で異様に意識をしていたのである。今思えば、かなり自意識過剰なウザイ女だったろう。(爆)
しかし、幸運にもそれが違うというコトにようやく気付いたmango。性別関係なく、ヒトとして接するコト。ワタシはワタシらしく振舞えばいいのだ。そう、それがmangoの生きる道!

前置きがかなり長くなったが、渡英。
ワタシはとあるイギリス人夫婦の家にホームステイをするコトとなった。そこで知り合ったコロンビア人の彼、A君はワタシより2歳上の、お坊ちゃま君タイプであった。とても人懐っこそうで、ボンボン特有ののんびり屋さんであった。
お互い時間のある夜はA君がワタシの部屋に来て、(どこまでお互い理解してたか、不明であったが)自分のコト、家族、恋人...話は尽きなかった。ある夜はA君が寝付けないと言ってきたので、2人で深夜2階建てバスに乗って、ロンドン市内を観光したコトもあった。
その後、彼はこの家を出て、友達と部屋を借り出したので、めったに会うことが出来なかった。おまけに引越し先には電話がない。ケータイも持ってないので、授業時間の違うワタシ達が学校で会える確率はかなり低かった。
それでもふっと「A君、どうしてるかな?」と思った時に偶然、駅構内で、ある時は道端で会うことが出来た。
あるニホン人の友達がワタシに「何だかmangoとA君って兄弟みたいに仲がいいね。ワタシもそういう男友達が欲しいな」と言った。そうかも知れない。あの、男を見れば意識していたワタシが、今は何とも思わない。誰とでも対等に話している。そして生まれて初めて持った、男友達。やはりロンドンに来て良かった!



20060712164114.jpg




この写真はワタシがロンドンを去る前夜に撮ったもの。
A君と一緒に韓国人の男友達の家に招待され(いや、無理やり押しかけて行った)、彼の母親の味という、ビビンクックスー(素麺の甘辛ソース和え)をご馳走になった。
A君の国、コロンビアではこういったスパイシーな料理はないらしい。なのに唇を真っ赤に腫らせながら、一生懸命食べてくれた。あぁ友よ、鼻の下がキラリと光ってる...
満腹になった頃、この家を失礼し午前3時、またバスに乗って家路へと向かう。そしてとうとうA君とのお別れ。とても名残惜しかった。でもサヨナラは言いたくない。A君も同じように感じたようだ。ただ無言でワタシのおでこにそっとキスをする。そして彼の家に向かうバスに乗り込んでいった。小さく手を振る。


それっきりA君とは会っていない。でも奇跡的にも未だにメールのやり取りをしている。
その後、彼もコロンビアに帰り、彼女の元へ帰ったが、彼女には既に新しい彼がいて、A君はとても傷ついた。
「mango、どうしたらキミのように遠距離恋愛が出来るの?」とよくワタシに聞いていたもんだ。(この時既に今の旦那様と遠距離恋愛であった)

そして、ある日彼からのメール。
「自分はゲイだと思う。でもこれからもボクはボクだから。」
このメールは何故だか、ワタシを嬉しくさせた。もちろん、友達なんて辞めるつもりもない。
今、彼は某アジア国で外交員として働いている。時々アジアを旅行したという報告と、その時の写真が送られてくる。
日に日に男らしい顔つきに変わっていくA君。自分をようやく発見したという、何とも自信に満ちた顔だ。ワタシの知っているA君の表情はもうそこには、なかった。ちょっと寂しい気もするが、きっと中身は昔のままのA君に間違いはないだろう。

もしかしたら「男友達」とは呼べないのかもしれない。なのでBest Friendにしよう。
A君の友達であることにとても誇りを感じているmangoである。

アナタの異性の友達はどんなヒト?

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【2006/07/12 18:23】 | 日常 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
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コメント
僕は高校のときの女友達がいちばん古いいちばん中がいい友達かな~?

昔はできなかったけど今じゃあ、しっかり言ってあるから男の話に花を咲かせることもできるし とってもいい関係です

やっぱり女の子ってより異質な物事?に対しての強要範囲が広いような気がします(笑)
【2006/07/13 14:13】 URL | JapanSFO #HfMzn2gY[ 編集] | page top↑

若い時に出来た友達って色々な体験を一緒にしているって事で大切な思い出を語れる貴重な友人でもあるよね?
それにしてもmangoも色々な体験してきたんだね~
mangoのイギリス生活の話興味津々だよ!
【2006/07/13 16:54】 URL | くろねこ #-[ 編集] | page top↑
*SFOさん*

女のヒトは母性があるから、男のヒトよりは受け入れる範囲が広いのかも?!
こういう友人が1人でもいるのって、かなり心の支えになるよね!
で、男の取り合いになったのかしら?(笑)
【2006/07/13 18:10】 URL | mango #-[ 編集] | page top↑
*くろっち*

色々な体験って、くろねこおねい様に比べたら、足元にもおよばなくってよ。
自分と同じ過去を共用した仲間って、ホントに貴重な宝物だね。
ワタシ達も20年後くらいに、「よくRossでお遊びしたわねぇ~」なんて会話をするのだろうか?(爆)
【2006/07/13 18:16】 URL | mango #-[ 編集] | page top↑
私がカナダに行った時に初めてできた外国人の友達も
男の子でした~!
超かわいい顔で私ごのみで(笑)ひそかな恋心を抱いてましたが...
撃沈!(笑)
でもいい思い出です。 ああ、あの頃は若かったなぁ。
【2006/07/13 18:24】 URL | こっしー #-[ 編集] | page top↑
*こっしー*

恋が実らなくって残念だったね~。
どんな感じの男の子だったのかしら?
海外に行くと同性よりも異性との友人関係を築き易い感じがするのはワタシだけ?
ワタシはイギリス人の女友達は1人も出来なかったよ~(涙)
【2006/07/13 19:29】 URL | mango #-[ 編集] | page top↑
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