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生の証







数日前、お友達のお母様が亡くなったという連絡を受けた。

「海外に住んでたから、親孝行なんて出来なかったけどこれでやっと出来るよ!」

と、今年始めにハワイからニホンへ引っ越していった友達。
彼女とはよく親のコトについていろんな話をしていたので、お会いしたコトもないお母様をとても身近に感じ、そしてその謙虚な生き方にワタシも心を打たれたものだった。

ここ2年間でお母様を亡くされた友達が3人も居るコトに気付いたのは2日前。
それからワタシなりに「死」について、「親」について考えてみた...



当たり前のように朝がきて、昼になり、夜がくる。
当たり前のように子供達を学校に送り出し、夫を会社まで送る。
時間になれば家族が学校から、会社から帰ってきて一時の静かだった家が急に騒がしくなる。
言うコトを聞かない子供達に向かって声をあげるワタシ。
その反応が面白いと、更にキャーキャー騒ぐ子供達。
最後はお互い、ヘトヘトになってベッドへ倒れ込み、その日が終わる...

何かやり残したコトがあっても、何か言い忘れたコトがあっても、

「まっ、明日でいいや~」

と先延ばし。
でも、ホントに明日はあるのだろうか?


夫とのケンカの後で気まずい雰囲気の中、シゴトに送りそれっきり帰らぬヒトとなってしまったら?
「早くしなさいよ!」と子供を急かして学校へ送り、何らかのトラブルに巻き込まれて2度と「お母さん」っと呼んでもらえなくなったとしたら?
いや、もしかして帰らぬヒトとはワタシのコトなのかも?

「一寸先は闇」ぢゃないけど、次の瞬間どんなコトが待ち受けているのか、誰にも分からない。


ニンゲン誰にでも寿命というモノがあって、命あるもの全てに平等である。
この世に生を受けてからワタシ達は死に向かって歩いているのだ。
いつまで生きられるか分からない自分の命を、どう生かしたらいいのだろう?

どうせいつかは死ぬんだから、好き勝手したっていいんぢゃない?

と言うヒトもいるだろうし、

死ぬコトがあまりにも怖いコトだから、考えないようにしている

と言うヒトもいるだろう。



ワタシには2人の子供がいる。財産なんて呼べるようなものはちっともないが、母親として彼らに何を残してあげられるのだろう?
それはやはり、「無償の愛情」と「ヒトを思いやる心」ではないかと思う。
こればかりはお金があっても買えないモノだ。
愛情と思いやりの心を育てるのは、ワタシが見本を見せてあげるしか、教えてあげるコトは出来ないだろう。だから、誰から見られても恥ずかしくない生き方を、そしてヒトへの気配り・思いやりをワタシが身をもって示そう。自分がヒトのお役に立てた時、「こんなワタシでもヒトの為になれるんだ!」という生き甲斐を感じるのだが、そういう気持ちを子供達にも味わってもらいたい...

もしワタシの命が尽きた時、この2つがしっかりと我が子達に植えついてあるのであれば、きっと安心して逝けるだろう。
そしていつかお友達のお母様のように、ワタシの「死」も誰かしらの心に留れるような意味ある人生だったと思ってもらえるような終わりを迎えられたら本望だろう。

そう思えるようになると、何となく背筋がぴんと伸び、夫とケンカをする時間さえも惜しくなり、いつも笑っていようと前向きになれる。
限りある時間を笑って過ごすか、イライラと怒って過ごすか...は自分次第なのだ。


それから、いつかはワタシも母親との別れの日がやってくるだろう。
お友達の姿は未来の自分でもあるのだ。それを思うだけで胸が苦しくなる。
何度もコトバで傷つけた親不孝な娘だったが、これからはもっともっと優しいコトバをかけてあげなきゃっと思う気持ちに変わった。
今この瞬間、母が生きていてくれるコトに感謝出来る。ただそこに居てくれるだけで、どんなに子は安心出来るか...たとえいくつになったとしても、ワタシはあなたの娘なのだ。
母親は偉大だ。



「人様の迷惑にならないように...」と常々口にしていたという、お友達のお母様からワタシも沢山のコトを学びました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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【2007/05/21 12:45】 | 家族 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
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コメント
本当にその通りだね。
母親が生きてることに感謝しなくては
そして、
次の瞬間、どんなことが待っているかわからない。
うん。だから、私も朝、子供たちに「行ってらっしゃい!」と必ず顔を見て送り出すようにしているよ。
そして、よく子供たちが私に甘えすぎてる時、「いつ何が起こるかわからないんだよ!」って言ってるよ突然、病気になるかもしれないし、いなくなっちゃうかもしれないからね?
「無償の愛情」と「人を思いやる心」
きっと、子供たちに伝わると思うよ。
【2007/05/21 19:29】 URL | Ashlee #-[ 編集] | page top↑
私も同感。

昨年、お友達を癌で亡くしたときに、私もいつ家族との別れがくるかわからない。。と真剣に思えたときでした。
それから、子供たちとのかかわりがいか、大事なのか、だんなさんとのかかわりもまた同じく。
そのお友達の分まで、楽しく幸せに過ごそうって思ったよ。
そのときは、母としての思いだった。

けど、今回のことは子供としての思いで受け止めてます。

お互い、母でもあり子供でもあるからこれからの生き方を考えるよね。

私も、「人様に迷惑をかけないように・・」と言ってる様な心をこれから伝えていきたいなって思います。

ご冥福をお祈りいたします。
【2007/05/21 22:18】 URL | ちおりん #-[ 編集] | page top↑
ホントに悲しくて、私もいろいろ考えさせられたよ。。。

人間の寿命は知らされていないから
生き急がないで毎日を送れ、絶望で前を見れないような
ことがなく生活できると思う。。。

身近な人の死・・・
とっても考えさせられる事が多い。
彼女のエネルギーの源だったお母さん・・・
母親の存在は偉大だよね?
とても人事だとは思えず、こうしてコメントしながら
涙が溢れてきているよ・・・。

生きている間に、どれだけの幸せを与えられるだろう・・・
自分の事だけで精一杯な未熟な私に・・・
私も母であり娘である自分にこれから何が出来るだろう・・

【2007/05/22 00:07】 URL | ひな #-[ 編集] | page top↑
私も新米母として、mangoの意見には本当にウンウンとうなずきながら読ませてもらったよ。
私も親やダンナ、子供にもできる限りのことをして
後悔のないように生きていこうと改めて思った。
そして彼女の心の痛みが少しでも早く癒されるように
今日も祈ってる。


【2007/05/22 19:02】 URL | こっしー #HfMzn2gY[ 編集] | page top↑
*あしゅりー*

ヒトの寿命って分からないもんね?
まぁだからこそ、今この瞬間がかけがえの無い時間なんだって思えるんだけどね。
ワタシも大げさかも知れないけど、「いってらっしゃい」が最後だというつもりで家族を送り出してるよ。
あしゅりーもご両親の傍にいる間は、濃い時間を過ごしてね。
【2007/05/23 16:50】 URL | mango #-[ 編集] | page top↑
*ちおりん*

ちおりんも大切なお友達を亡くされたのね。
辛かったでしょう。そのお友達のお陰で自分がどれだけ幸せか気付けたってコトに感謝だね。
親から頂いたこの命を精一杯全うするのが親孝行でもあるのかな...
【2007/05/23 16:56】 URL | mango #-[ 編集] | page top↑
*ひなちゃん*

自分のコトで精一杯なのはワタシも一緒だよ。
大それたコトは出来ないけど、少しでも人様の為になれるような生き方が出来たらいいね。
ひなちゃんはおシゴトで沢山の子供達に笑顔と希望を与えていると思うよ。ステキなコトだね♪
【2007/05/23 17:01】 URL | mango #-[ 編集] | page top↑
*こっしー*

うん、そうだね。失敗はしても後悔のない人生が送れたらいいね。
少しでもワタシ達の思いが彼女に伝わってくれたらいいね...
遠く離れていても気持ちは彼女と共にあるってコトを。
【2007/05/23 17:05】 URL | mango #-[ 編集] | page top↑
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